目標を達成したら、自分を褒めよう。
誰かに認められたら、胸を張ろう。
成果が出るまでは、まだ喜んではいけない。
そのように、自分を認める日を先延ばしにしていないでしょうか。
結果を目指して努力することは大切です。
けれど、結果が出るまで自分を粗末に扱ってよいわけではありません。
挑戦している途中の自分にも、敬意を向けてよいのです。
①結果と取り組みを分けて振り返る
丁寧に準備しても、提案が採用されないことがあります。
練習を重ねても、本番で力を出し切れないことがあります。
結果には、自分の行動だけでは決まらない要素も含まれています。
だからこそ、振り返るときには二つの問いを持ってみましょう。
「どのような結果になったか」
「そのために、自分は何をしたか」
結果への反省と、取り組んだ事実への評価は、同時にできます。
②工夫したことを具体的に認める
ただ「頑張った」と言うだけでは、自分でも納得できないことがあるかもしれません。
そんなときは、行動を具体的に見つめてみてください。
分からないことを調べた。
相手の話を受けて、提案を書き直した。
難しいと感じたところで、助けを求めた。
何を考え、どのような工夫をしたのか。
そこに目を向けると、次にも生かせる行動が見えてきます。
自分を認めることは、改善をやめることではありません。
続ける価値のある行動を、見つけることでもあります。
③できなかったことを人格の評価にしない
「今回は説明が十分ではなかった」
そう振り返ることと、「自分は駄目な人間だ」と決めることには、大きな違いがあります。
前者には、次に変えられる点があります。
後者では、何を改善すればよいのかが見えにくくなります。
うまくいかなかったときほど、言葉を具体的にしてみましょう。
準備する時間が足りなかったのか。
確認する相手を間違えたのか。
そもそも、無理のある計画だったのか。
行動を見直すために、自分全体を否定する必要はありません。
④休息を成果のご褒美にしない
結果が出ていないから、休んではいけない。
そう考えると、区切りの見えない努力が続いてしまいます。
休息は、目標を達成した人だけのものではありません。
疲れているなら、休む時間を取る。
食事や睡眠を、予定の残り物にしない。
自分の状態を確かめて、取り組む量を調整する。
そうした扱い方にも、自分への敬意は表れます。
⑤次の一歩を罰にしない
思うようにいかなかった翌日に、「取り返すために倍の量をやろう」と決めたくなることがあります。
しかし、それが今の自分に実行できる計画かどうかは、別に考える必要があります。
反省の大きさを、課題の量で示さなくても構いません。
改善する点を一つ選ぶ。
必要な準備を一つ加える。
もう一度試す日を決める。
次の一歩は、自分を罰するためではなく、より良く進むために選びましょう。
人生には、努力と結果の間に時間があることもあります。
その間、自分にどのような言葉をかけ、どのように接するか。
それも、長く挑戦を続けるうえで大切なことです。
結果を喜べる日を待ちながら、今日の取り組みを認めてよい。
課題を見つめながら、自分をいたわってよい。
まだ十分にできていないことがあっても、自分への敬意を保ってよいのです。
今日を振り返るとき、結果のほかに、自分が工夫したことを一つ思い出してみてください。
それは、誰かには見えない小さな行動かもしれません。
それでも、あなたが実際に取り組んだ事実です。
結果が出る前の自分にも、敬意を向ける。
その姿勢を、これからの挑戦にも連れていきましょう。
あなたが成果を目指しながらも、今の自分を大切にして歩んでいけることを心から願っています。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
いつも読んでくださる皆様に、心から感謝いたします。
森﨑康太
【LFA ラーニングフォーミュラアカデミー】
『永遠の学びをあなたと共に』